風水の歴史

風水の歴史について

風水の誕生

風水の歴史を紐解いてみますと、風水の誕生が古代中国であることがわかります。
今から3500年ほど前の「商」代には、土地に建物を建ててよいかどうかは、易によって決めていました。亀の甲羅や獣の骨を焼いてひびの入り具合で吉凶を評定していたのです。それから1800年ほど下った三国時代には、墓や住宅の位置決めを風水的に信じるようになりました。郭(ハク)という人物が「氣は風に乗じて散じ、水に界られて即ち止まる」と書き残していますが、これが風水という用語の最初です。この頃は、方位 を計測するやり方が確立しておらず、山や川、池の形や勢いからその土地の氣の流れを判断するやり方でした。 特に山を背に、前方に水を望む状況が吉とされましたが、これは人間と自然とを共鳴させて「気持ちが良いと感じる空間」を吉としたためです。
7世紀から13世紀にかけては羅針盤即ち方位磁石が伝播し、風水が全盛期を迎えるようになります。江西で広まった地形を観察して判断する流派と、福建で広まった八卦や干支、羅針盤を用いて判断する流派の二つに大きく分かれました。ほどなく二つの流派は混ざり合って、17世紀半ばまで風水は大きに成長しました。

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2009年 11月
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